縮毛矯正後のシャンプーを買い替えようか迷ったときは、商品を決める前に、美容師へ伝えたいことを整理してみましょう。今使っている製品と使用方法、気になる場面、残したい仕上がりの3つです。
ここでは、どの商品を買うかを決めるのではなく、ご自身の状況を具体的に伝えるための準備をお手伝いします。種類の名前だけで選ぼうとして迷ったときに使える、書き写し用の確認メモも載せています。
候補の名前と、自分に合うかは分けて考える
当店では、縮毛矯正後のホームケアとして、石けん系と呼ばれる洗浄力の強いシャンプーを積極的にはおすすめしていません。一方で、石けん系をすべての方へ絶対禁止にする案内でもありません。
ケラチン系・アミノ酸系のシャンプーやトリートメントをおすすめする場合も、最後はその方の髪質に合わせて提案します。「この種類だから必ず合う」「使えば仕上がりが保証される」という意味ではないのです。
種類の名前は候補を考える手掛かりにしつつ、今の髪で何に困っているかも一緒に見てください。
1. 今使っている製品と使用方法を確認する
まず、新しい商品を探す前に、使っているシャンプーの商品名とシリーズ名を確認してみましょう。同じシリーズのトリートメントも使っているなら、シャンプーとは分けて控えます。
次に、容器やメーカーの案内にある使用方法を確認します。量や使い方の指定がある場合は、普段の使い方と照らし合わせてください。分からない部分は、自己流で補わず「まだ確認できていないこと」として残しておいて構いません。
ここでの目的は、成分名を覚えて自分で適合判定をすることではありません。どの製品を、どう使っているかをはっきりさせ、商品を替える話と使い方を確認する話を分けるためです。
2. 「合わない」を、気になる場面に分ける
「しっとりしすぎる」「パサつく」だけでは、どの場面のことか伝わりにくいことがあります。次のように、気になるタイミングと場所を組み合わせて書いてみてください。これは原因や髪質を診断する表ではなく、選び直す前の整理例です。
| 気になる場面 | 書き分ける例 | この時点では決めないこと |
|---|---|---|
| 洗っている間・すすぐとき | 毛先に引っかかりを感じる。どのあたりかを控える | その感触だけで、特定の成分が原因と決めない |
| 乾かし終えたとき | 根元が重く感じるのか、毛先のまとまりが気になるのかを分ける | シャンプーだけの影響と決めない |
| 翌朝、髪を整えるとき | 乾かした直後と同じ点が気になるか、違う点かを書く | 商品を替えれば必ず解消すると考えない |
たとえば「根元の重さは気になるけれど、毛先のまとまりは残したい」と分かれば、全部を一度に変える希望とは違います。逆に「洗っている間は気にならず、乾かした後の毛先だけが気になる」なら、その場面を先に伝えられます。
こうして分けておくと、次の商品を「アミノ酸系だから」「しっとりと書いてあるから」という一つの言葉だけで選ばずに済みます。
3. 変えたいことと、残したい質感を一つずつ
新しい一本に求めることは、不満をなくすことだけではありません。今の仕上がりで残したいところも、一つ書いてみましょう。
たとえば「毛先はもう少しまとまってほしい。でも、根元の軽さは残したい」「手触りは今のままで、重く感じる仕上がりは避けたい」など、ご自身の言葉で十分です。
使っている製品、気になる場面、希望する質感がそろえば、買い替えること自体を目的にせず、自分が何を確かめたいのかを絞れます。施術後から気になり始めた場合は、縮毛矯正やカラーをした時期も添えて、髪の状態と一緒に相談してください。
確認できたことから、次の一手を選ぶ
使用方法をまだ見ていなければ、まず手元の製品の説明を確認するところから。製品と使い方が分かっていても困りごとが残るなら、その現品と、いつ・どこが気になるかをそろえて、美容師へ選び方を相談する方法があります。
一方、今の仕上がりに困っていない方は、分類の名前だけを理由に「必ず買い替えなければ」と考える必要はありません。この記事の確認項目も、全員に新しい商品を追加していただくためのものではありません。
当店では、縮毛矯正後のホームケアでシャンプーとドライヤーの使い方を重視していますが、それだけがケアのすべてとは考えていません。今回は一本を選ぶ前の確認に範囲を絞っています。乾かし方やほかのケア用品まで一度に替えて、シャンプーの話と混ぜないようにしましょう。
そのまま写せる、買い替え前の相談メモ
次の3項目をスマートフォンのメモなどに写し、分かるところだけ埋めてみてください。商品を使った感想は、成分の良し悪しや原因の断定に置き換えず、そのままの言葉で残します。
1. 今使っている製品と使用方法:商品名・シリーズ名___/シャンプーとトリートメントの別___/普段の量や使い方___/容器などの使用方法を確認したか___
2. 気になる場面:いつ(洗っている間・乾かした後・翌朝など)___/どこ(根元・中間・毛先など)___/どんな感じが気になるか___
3. 希望する仕上がり:変えたいこと___/今のまま残したい質感___
まだ確認できていないことは「不明」と残し、施術後から気になり始めた場合は、縮毛矯正やカラーをした時期も分かる範囲で添えます。
メモができたら、現品や容器の表示と一緒に「商品を替えたい」と結論から伝えるのではなく、「今はこのように使い、この場面が気になっています」と相談する材料にしてください。これは説明のための整理例で、髪質を診断する票や、当店が実際に使っている受付様式ではありません。
髪の状態から施術も含めて整理したい方は、当店が髪の状態や履歴を確認する施術相談の案内をご覧ください。来店を検討する段階になったら、HOT PEPPER Beautyでcrowndot 銀座の店舗情報・メニュー・空き状況を確認できます。シャンプーの名前を決めるためだけに、施術メニューを先に選ぶ必要はありません。