「アイロンは1日1回だけです」と伝えても、その1回のセットで同じ毛束を何度通しているかまでは分かりません。自宅での使い方を相談するときは、1日の使用頻度、同じ毛束への通過回数、1回に同じ場所へ当てる秒数を分けてみましょう。
日単位の使用と、一度のセットの中の動きを分ける
同じ「回数」という言葉でも、何を数えるかで伝わる内容が変わります。
- 1日の使用頻度:朝のセット、外出前の手直しなど、生活の中でアイロンを使う頻度。
- 同じ毛束への通過回数:一度のセットの中で、同じ毛束を何度通しているか。
- 1回の接触時間:1回通すとき、同じ箇所へ何秒当てているか。
たとえば朝だけ使っていても、そのセットの中で同じ毛束を何度も往復している場合があります。「朝の1回だけ」という情報では、その動きまでは伝わりません。
当店の「1日1〜2回」と「基本2秒以内」は別の目安
crowndot 銀座では、通常のヘアアイロン・コテの使用頻度として、基本的に1日1〜2回程度をおすすめしています。これは、同じ毛束を1〜2回だけ通すという意味ではありません。
1日・1週間あたりの絶対的な使用上限は設定していませんが、何度でも使ってよいという案内ではありません。1日1〜2回も、全員に共通する上限や、髪が傷まないという保証ではなく、通常の目安です。
一方、同じ場所に当てる時間は、1回につき基本2秒以内を目安にしています。髪全体のセット時間ではなく、同じ箇所への1回の接触についての案内です。設定温度によって多少変わり、複数回通す場合も、各回を基本2秒以内とします。
2秒という数値も、どの髪質・温度・器具でも傷まないという安全基準ではありません。「1日1〜2回」と「基本2秒以内」のどちらからも、同じ毛束を何回まで通せるかを一律に決めることはできません。
相談では「いつ使うか」と「同じ毛束で何をするか」を伝える
次の二つは、使い方を具体的に伝えるための仮の例です。朝や夕方に使うことをすすめるスケジュールではありません。
「朝のセットだけですが、前髪の同じ毛束は、形がつくまで何度か通しています」
「朝は全体を整え、夕方は前髪だけ直します。夕方の手直しでも、同じところを繰り返し通しています」
ご自身の状況に合わせて、いつ、どこを、どのように整えているかを伝えてみてください。そのうえで、使っている器具、設定温度、分かる範囲で同じ場所への1回の秒数も添えると、相談の内容を具体的にできます。
秒数や通過回数を確かめるために、いつもより長く当てたり、余分に繰り返したりする必要はありません。分からないことは分からないまま、普段の使い方で覚えている範囲を伝えましょう。器具の使用条件は取扱説明書も確認してください。
「1日に何回使うか」に、その1回のセットで同じ毛束をどう扱っているかを一言添える。数字だけで使い方を判断せず、この二つを分けて相談してみてください。
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